直辺四面体(直稜四面体・垂心四面体)
3組の対辺がそれぞれ直交する四面体を直辺四面体という。
(下図で、AB⊥CD, AC⊥BD, AD⊥BC)
直辺四面体には垂心、および2種類の12点球が存在する。
(直辺四面体の性質)
(1)相対する辺の2乗和が等しい。
AB2+CD2=AC2+BD2=AD2+BC2
(2)各頂点から対面へ下ろした垂線の足は、その面の三角形の垂心となる。
(3)各頂点から対面へ引いた垂線は1点H(垂心)で交わる。
(4)四面体のEuler線を各面に正射影すると、その面の三角形のEuler線となる。